ジャズギター ・カリキュラム

目次

ジャズギター


ジャズ

当スクールのジャズ習得の為のカリキュラムは、数百回に及ぶ書き直しを経て作られています。これまでに1000名以上、36000時間のプライベートレッスンを実施して感じることは、即興演奏は誰にでも可能な事だけど、誰にでも出来ない事なのです。矛盾していますが、出来ない方には必ず原因があります。今もジャズが進化しているように、教材は常に最新のアイデアで作られており、あらゆる問題も解決出来るよう、様々なカリキュラムを必要に応じて説明していきます。ジャズ習得には非常に多くの練習と、忍耐力を必要とします。最初の数ヶ月は「本当にコレで弾けるのか?」という迷いが出てきます。簡単に弾けるものではありませんから、のんびり構えて下さい。「先生がこう言うんだから・・・」と、1年間は私を信じて下さい。

ビバップジャズを習得してみたい方へ

ビバップの語法を学ぶために体系化されたカリキュラムを用意しています。レッスンはとても理論的でありながら、理論より演奏を優先しています。

コンテンポラリージャズを習得してみたい方へ

オーソドックスなプレイから離れるための技法、演奏のどこに軸を置くのか?何から練習をするべきか、などなど、現在進行形のジャズの練習方法を説明致します。

初級クラス

初級レッスン

  • 習得への心構えがいかに大切か
  • とにかく弾く!そして間違える事!赤ちゃんと同じ言語学習
  • 読譜力を向上させるポイント
  • ウィントン・マルサリスからの教え
  • 上達を左右する指板理解力
  • 市販の教本では分からない指板の教本
  • たった2音で始まったジャズ・ミュージック
  • メジャースケールで何も出来なければ本当に何も出来ない
  • ジャズ・フィーリングの重要な要素
  • コピー(模倣)がジャズの伝統を受け継ぐ
  • ブラジリアン・リズムの特徴と注意点
  • 口から口へ伝わった音階
  • 3度音といつも一緒に
  • スウィング・フィールの練習方法


ビギナーレベル

ジャズ・レッスンでの指導項目は200項目を超えます。アドリブ力、伴奏力、リズムトレーニング、音楽の聴き方、考え方、分析力、読譜力、全ての項目を少しずつ伸ばしていきます。私のレッスンでは理論的なウンチクはあと、泣いても笑っても、まずはアドリブからスタートします。上達するには、それなりな反復数が必要です。ということは、それなりな失敗の数があると考えます。何度もトライして断念した方もOK、なんちゃってで終わらない、リスニング・ファーストで学ぶ「本当のジャズ・レッスン」を体験してみてください。

中級クラス

中級レッスン

  • ジャズらしい解決ラインの設計図
  • リックに頼らない引き出し作り
  • メトロノームを支配する
  • シンコペーションとアンティシペイション
  • アヴェイラブルノートスケールの理解と抜け道
  • 膨大なコードを覚える4つの型と4つの記憶装置
  • 一歩進んだコードワークがコードソロへ繋がる
  • ハーモナイズド・ベースラインの作り方
  • ミュージシャンの頭の中を知る!アドリブ分析法
  • 教本では教えてくれないジャズの常識
  • イントロ・エンディングのアイデア
  • クリシェやペダルの応用方法


中級レベル

中級レベルの方の多くはバンド経験があったり、学習熱心で独学で勉強に励んでいた方が、ある時、壁にぶつかってどうにも上手くいかなかったり、なにかのきっかけで未知の音楽に触れて、教室にいらっしゃいます。これまでの経験が良い方に作用していることもあれば、悪い方に作用していることもあります。まずは気付くことです。無意識で問題点が見えていなければ改善が出来ません。「優しくスパルタ」・・・とよく言われるのですが(笑)中級レベルからは音楽学習的な要素を加味していきます。「こんなもんでいいや」という自分の限界を生徒自身で決めてしまわないように指導していきます。

上級クラス

上級クラス

  • 2拍ずつコードチェンジする曲への対応
  • モード期以降の楽曲と面白さ
  • 普段使われない音階への挑戦
  • アッパーストラクチャートライアド
  • テトラトニック
  • へクサトニック
  • リズミックディスプレイスメント
  • 理論化されていない和声の組み立て
  • 表現の幅を広げるトレーニング
  • 変拍子及び、無調の楽曲の理解
  • リハモナイズと楽曲アレンジ


上級レベル

上級レベルでは、学習的に学んだ内容をいかにアウトプットするか、その術を学んでいきます。高い技術があったとしても、高い知識を養ったとしても、高い次元で結びつける音楽観がなければつまらない演奏になります。「理論から学ぶのが初級」、「理論を破るのが中級」であれば、「自分の理論を作ること、演奏論を持つ事」が上級レベルです。音楽の本質を意識出来るようになったら卒業です。「自分はこうしたい」という気持ちが生まれるように指導していきます。ある人には気持ち良くても、ある人には気持ちよくない。万人受けする音楽はほとんどありません。卒業してからが本当の音楽学習です。

どこにも載っていない現役プレイヤーの最先端知識が学べる

ジャズは日々進歩しています。で、あれば我々、プレイヤー(講師陣)もまた常に発展しており、上級レベルで学ぶことの多くは教本には掲載されておりません。現在進行形の最先端のスキルをいち早く学ぶことが出来ます。

目次